メルシーポットとは
家庭用の鼻水吸引器です。 スイッチを入れてノズルをお鼻に入れるだけ。 誰でも簡単に鼻水を吸引できます。
私は耳鼻咽喉科で働いていたから医療用を扱っていたけど、
家庭用とは思えないくらい驚くほどの吸引力があるよ!
この記事では使ってみたメリットやデメリットを紹介します。使用方法は別記事をご覧ください。
オススメする理由
新生児から使える
私が次女を出産し、退院したのが12月上旬。3歳の長女は保育園に通っており、胃腸風邪やインフルエンザなど、流行り物は避けられない状況でした。退院して数日後、長女の風邪が移ったようで、新生児なのに風邪を引いてしまいました。黄緑色の鼻水が出て鼻呼吸が出来ないため授乳がうまくいかず、むせていました。
出来ることなら
病院には行きたくない…
ウイルスが充満している病院に新生児を連れて行くことに抵抗があり、出産した産婦人科に電話して相談。熱がないのであれば様子を見てください、とのことでした。幸い熱はなかったので、鼻水さえ取ってあげられれば楽になると思い、メルシーポットを使いました。
これがなかったら鼻詰まりで上手く授乳も出来なかったし、寝ていても苦しかったと思います。ちゃんと息しているかな…と何度も寝顔をのぞいているそこのお母さん。わかります、心配ですよね。
長期間使える
新生児でも使えると書きましたが、その先を言うなら長く使えるのも良いところです。長女は3歳で、ティッシュで鼻をかむことは出来ますが、奥の方に粘り気のある鼻水が詰まっている時なんかは、なかなか出てきません。が、メルシーポットで一撃です。現在3歳、何歳まで使用するかわかりませんが、鼻水を吸引してもらうためだけに病院まで行く手間や時間、他のウイルスを拾ってくるリスクを考えるとお値段以上かなと思います。
30代半ば…
花粉症の私もたまに使ってるよー
吸引力がすごい
私がメルシーポットを購入したのには、過去に失敗したことがあるからです。とにかく鼻詰まりがひどかったのでドラックストアで購入したのがメルシーポットのような電動ではなく、息で吸引するタイプのものを購入しました。
これでも表面の方に見えているような鼻水なら取れます。ただ、奥の方に潜んでいる鼻水は、私の肺が悲鳴をあげる精一杯の吸引力を使っても取れませんでした。あと…あの…なんて言うか…菌を吸い込んでいるんじゃないかと思うと吸ってる側はいい気がしません(笑)とても安いですが、取れないなら意味がないです。
こういった手動ポンプ式もあります。ただ、大体の子供は鼻水を取られる時、おとなしくなんてしてくれません。暴れる子だっています。手動ポンプ式は片手でノズルを子供の鼻にあて、もう片手でポンプレバーを引かなければいけません。おとなしくしてくれれば良いですが両手が塞がるのはやりやすいとは思えません。ささっと終わらせるためにも吸引力はとても大事です。
デメリットと思えること
購入を悩んでいる人が一番気になるのは、メリットよりもデメリットだと思うので正直に書き出します。
ちょっと高い
子育て家庭、買って良かった物ランキングで上位に入るメルシーポットなので、物が良いのは伝わっているとは思いますが、じゃあ何故買わないかって…金額だと思います。いくら良い物だとしても、毎日使う物ではありません。ただ公式サイトを見ると以前より安くなっているようです。また、メリットの方であげた「長く使える」と「病院へ行く手間とリスク」を考えればこの金額でも私は買ってよかったと思っています。
出来ることなら
病院には行きたくない…(2回目)
お手入れが面倒
これに関しては私がズボラなだけかもしれないけど、鼻水にはたくさんの細菌が含まれていると思うと、衛生面が気になるところ。綺麗に保つために全てのパーツが取り外せるのは良い点でもあり、面倒でも。でもこれはメルシーポットに限らず、手動ポンプ式を買っても同じことです。頑張ってお手入れしましょう。
コンセントがないと使えない
これが最大のデメリットなんじゃないかと思います。電源コードの範囲でしか使えません。
昼間はリビング、
夜は枕元に運んで使っているよ
どうしてもこのデメリットが気になる方はハンディタイプを選ぶのも良いかもしれません。だけどやっぱり電源コードがあるからこそ出せる吸引力です。
吸引時の使用音
ブィィーンといった機械的な音がします。この音を聞いて嫌がる子供も多いと思います。3歳の長女は嫌がる時期もありましたが、慣れた頃には自分で電源を入れ、自分で鼻を吸います。でも友人に聞いたら何回やっても嫌がる、と言っていたので個人差はあると思います。
購入すべきタイミング
鼻詰まりがある時
当たり前のように思いますが、中には鼻詰まりはしない子供もいます。鼻水は出るけど詰まることはない、など。安い買い物ではないの「これからいるかもしれない」という事前準備で買うよりも、実際に必要だと思ったタイミングで買った方が良いです。今の時代、次の日には届くので焦ることもないです。
医療費控除を申請する年
実はメルシーポットは医療費控除の申請対象です。
医療費控除とは、自分や家族の分も含めて、1年間に支払った医療費が10万円を超える際(例外あり)に、確定申告を行うことで税金の一部が還付される制度です。出産費用や妊婦健診の補助券では補えず自腹で払った分も対象になります。
その道の専門家ではないので詳しくはググってください。領収書が必要になりますが、ネットショッピングで買ったとしても領収書は購入履歴などから簡単に出せます。メルシーポット単体で医療費控除の申請金額には至りませんが、あと少しで10万円超えるのに…という年に買うのもありですね。
最後に
私のメルシーポットへの熱量、伝わりましたでしょうか(笑)金銭的余裕はあまりない我が家なので、2人の子供を育てる上で購入するものには失敗しないようにこだわってきましたが、これほど買って良かったと思うものはありません。堂々の一位です。
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